先日、ある在籍女性に「プロとしてちゃんと仕事してくださいよ」と叱責された。
「電話を取るスタッフも人間なので、出来るだけ自分の印象を下げるような言動はやめましょうよ」という私の言葉に次いでの発言だった。
確かにその女性が言うように、電話を取るスタッフは私情を挟まず、お客さまのご要望にできるだけ沿う女性をいつもご案内すべき。これは間違いないと思う。しかし私もフロントに座っている頃、女性の名前を出す順番はどうしても日頃の態度や出勤が安定している女性の順にしていた。またお店を使っていただく為にプロとして「できるだけムラの無い女性をお客様に紹介する」と考えれば極当然だろう。
この仕事は「安定」という言葉がどこにも当てはまらない。安定して電話が鳴る、安定して出勤がある、どんなお客様にもいつも同じようにサービスできる。どの点においても不確実要素ばかりなので、その安定しない「遊び」の部分を受け入れつつ働くしかない。「お店の規則ですから」とすべてを決めてしまい、それに女性をあてはめようとするお店はおそらく潰れるだろう。法令順守に関わることを中心に最低限の規則を作ることは大事だが、あとはお互い少しでも信頼し合えるように接して自分を磨くしかないと思っている。
「プロとして仕事してくださいよ」と言われたその日、家に帰ってその言葉を反芻しつついろいろと考えさせられた。正直今まで言われたことが無いセリフだったので、それを言ってくれた女性には非常に感謝している。プロとして厳しく、プロとして余裕を持つ。人間はマシンではないので、ある意味ブレることを受け入れることもプロなら必要だろう。
相変わらずよく分からない内容だが今日はこんな感じ。
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