先日、横浜の写真担当スタッフ(オネエ)に新宿に来てもらい女性を撮ってもらった。
新宿スタッフ3人はどうも写真が苦手なので教えてもらいたい、とのことでわざわざ横浜から来てもらったのだ。
おかあさんの写真はここ3年でかなり質も上がってきたと思っている。初期のデジカメ時代はとうに去り、全店一眼レフになった。撮影スキルを持っているスタッフも入ってきて、機材も画質加工(あくまで画質加工のみ、顔やボディラインは一切無加工)も良くなってきているが、一番大事なのは各女性の自然な良さがどれだけ出ているか、それを出すためにどれだけスタッフが本気でいろんな角度から女性を見ているか、だと思う。その為には「私は写真が苦手なので…」と腰を引く前にカメラを手に女性に向き合う経験をひたすら積んだ方が良い。
素人写真だから電話が鳴らないということは無い、と実体験から思っている。池袋は初期3年はほぼ私の下手クソな写真で勝負してきた。業界に入って初めてカメラを使ったくらいなので、最初は使い方はもちろん自分の撮った写真がネットに上がる、そしてそれで女性の仕事がどうなるかにも大きく影響する、と思えばとてもプレッシャーもあった。しかし撮るしかない、という状況にあったので女性たちから文句を言われつつも、逃げずに撮り続けているウチに多少はマシになったし、ちゃんと電話も鳴ったのだ。
「写真を撮る」という仕事は、スタッフにとってただ「サイト用の画像を確保する為」だけでなく、他にもたくさん収穫がある。日頃あまり接点が無かった女性との距離感を縮めることもできるし、カメラの前でしか見せない女性の思わぬ表情もファインダー越しに見ることができる。またアタマの先から足の先までとにかく一所懸命カメラを向けることで、自然とその女性に対する仕事上での愛情も湧く。そうしてたくさんのことを「写真を撮る」という行為から得た後には、電話越しに話すお客様への言葉にも厚みがでるハズだ。デリヘルで「写真を撮る」という仕事では、実はそれが一番大事なところなのではないかと実感している。そう考えると写真撮影は本当は入社したばかりのスタッフが女性との関わりを深める為に撮った方が良いかもしれないし、実際にそのようにしているお店もある。
オネエの撮影を見て感嘆していた新宿スタッフのオオツカさんには
「オネエと同じような撮影は無理かもしれないけどあの情熱を真似してください」
と言った。写真は撮るスタッフそれぞれの自分なりの写真があって良いし、その自分の写真で女性の仕事も流れが良くなった(逆もあるが)なら、女性からの信頼もちょっとずつ得られるものだ。それこそがこの仕事を続けていく上で自分の存在が高まっていくこととなり、投げずに続けていく原動力にもなると思う。
ネット写真は確かに女性を売り込むためのものだが、写真イメージにダマされてお問い合わせを頂いたかな、と思うお客様にはそのまま自動販売機のごとく「では、どうぞ」とは言わないことにしていたし、今のウチのスタッフたちにもそこはちゃんと指導している。自分が必死で撮った出来の良い写真で電話が鳴るのは確かに嬉しいものだが、それはそれ。お客様にはちゃんと説明して行かなくてはならない。何故ならそれは自分自身が今までデリヘルで遊んで来て身に染みていることだからだ。。
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