新宿・新大久保おかあさん

　最近は各店の待機所に乗り込んで、おかあさんたちといろいろ話をさせてもらっている。

　待機中にシャチョが乗り込んできて、ウダウダと言われるのは女性たちにとっても鬱陶しいだろうな～と分かってはいるのだが、現場で受話器を握ることがほとんど出来ない立場としては、実務に集中しなくてはならない店長やスタッフに代わり、女性にとってのホームである待機所で、いろんな言葉を聞いて意見を汲み取ることは大事な仕事だろうと思っている。前回の私のブログではサイトを通してお客様のご意見に向き合ってみたのだが、ホントは直にお客様の言葉も毎回聞きたいと思っている。

　見える景色が全く変わらないと、どうしても日々の仕事の空気に安穏としてしまいがちなのが人間だと思う。人にとって「何が一番自分の心にコタえるか」というと、啓蒙書の言葉やテレビ越しで聴く経営者の言葉でもなく、直に自分に向かって発せられる言葉ではないだろうか。ガキの頃には親や先生に言われた言葉ひとつで、ご飯の味も変わるくらい心が痛んだように、大人になってもやっぱりそこは変わらないと思う。

　そう考えると、私たちは日々女性やお客様の言葉を受け止めることで、どんな初歩的な当たり前のことでも、決して忘れることなく心に刻み続けることができる。さらにすすんで自ら言葉を求めれば、もっと仕事に対する気持ちも強くなり、発想、行動も頭ひとつ抜け出ることができるかもしれない。

　そう思ってこれからも女性やお客様の言葉に耳を傾けたいと思っているので今日はこんな感じで。


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