今日午後は池袋の氏神様に初詣に行ってきた。
物心ついた頃から、(当たり前だが)お正月には地元の氏神様に毎年家族で初詣に行っていた。そこの神社で行われる夏や秋の祭りも、ガキの頃は季節ごとにやってくる大きな楽しみだった。学校以外で友人たちと会って、500円(当時は札だった)のおこずかいを大事に使いながら屋台で買い物をする時の、ちょっと大人びた気持ちはもう決して戻ってこない失われた感情のひとつになった。
大人になって、日本人にとって神社という存在の本当の意味を知ってからは、鳥居の前に立つだけで身が引き締まるような気持ちになるのだが、ガキのころはそんな大層なことも考えるハズもなく、学校帰りに鳥居の頭に石を投げて遊んでいたように、ある意味物言わぬ友達のような場所だったと思う。
家の仏壇と同じで、ガキの頃から自然と頭を下げる場所として存在している神社。この歳になっても、「日本人として」として畏敬の念を持つとともに、懐かしく温かい親近感も感じるのはガキの頃から慣れ親しんだ時間のお蔭だろう。
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