今日ある女性が接客から帰ってきて開口一番こう言ってきた。「説教されちゃったよ~」
事情を聴いてみると、本番を断られた本強客が説教モードになる、という良くあるケースだったのだが、説教の内容は「いい年して熟女店にいるんだから本番くらい出来ないと指名取れないよ」という本強客お決まりの内容では無く、その女性の性格、物腰についてのことだった。そのお客様は年相応の落ち着いたしっとりタイプの熟女を期待していたようだ。
もしかしたら、そのお客様はその女性に「本番断ったから説教してるんですか」と聞かれた照れ隠しに、その女性の性格についての説教を続けたのかもしれない可能性はある。が、本当に全くお客様の相性に合わない女性を紹介してしまっていたから、という原因もあったのならば、それはフロントマンの責任であることに間違い無い。
電話を取るスタッフ(フロントマン)には、「ホームページから解る情報以外でお客様に伝えるべきこと」を電話で伝えるように指導している。しっとりタイプなのか、チャキチャキの明るいタイプなのか、写真でだいたい解っていただいているとは思うが、グラマーなのか、かなりの細身なのか。ダミ声なら「ハスキーボイスです」、口元写真から「凄い美人タイプかも」と思う方が多いと思えば「いや、ホントに普通のオバちゃんタイプなので、過度に期待しないでくださいよ」などなど。
お客様みなさんが「しっとりとした細身の美人タイプ」が好みな方ばかりなワケではないので、グラマーだろうが、ダミ声だろうが、チャキチャキしていようが、ちゃんと接客姿勢を持っていればファンのお客様が付く可能性は充分にある。でないと初期のおかあさんは成り立っていなかったと思う。
電話でお客様がサイトで見た女性のイメージを補正する、補足する。それによって確かに「じゃ考えるよ」と入客を逃したことも過去何度もあった。が、半数以上の方は「では、私に合うタイプで紹介してよ」もしくは「いや、それでも気になっているから一度会ってみるよ」と言ってくださりご利用下さる方がほとんどだ。「じゃ考えるよ」と一度電話を切ったお客様も、何割かはまたお電話を下さってご利用いただけていると思う。
一番ダメなのは自動販売機の如く女性を紹介してしまい、お客様が自分の好みとは全くタイプの違う、またはイメージの違う女性に会って二度とお電話を頂けなくなることだ。「やっぱり言うこと聞いておけばよかったよ~」とお電話いただいた時は本当にまたお電話頂けて良かったと思うと同時に、ちゃんとご説明しておいて良かったな、と思う。
すべての女性の個性、売りどころを掴むことは決して簡単でも無いし、完璧に出来るものでもない。でもだから面白いしやりがいが感じられる仕事だな~と思うのだ。
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