一昨日、池袋東口のバー「
オアシス」の社長さんが新しくオープンした3店舗目「
NONSUCH」のプレオープンに行ってきた。
お客様は主に「
オアシス」の常連様中心で占められていたが、完全ショット方式のイギリス風パブ作りのお店に、いつもはカウンターでカランと氷回しているバーの人たちが、初めて会った人たちとも気軽に酒と音楽を楽しんでいて、とても良い雰囲気のお店だった。
どの商売でもずっと続けていくのはそうそう簡単では無い、と知っている。特に「生活安全課」に届け出をしている古物、飲食、風俗はそうだろう。一昨年、池袋署の生活安全課に新規届け出があった飲食関係は約5~60件と聞く。が、そのうちの半数は1年持つかどうか。3年生き残るのは至難の業とも言えるようだ。
私も池袋に来て約10年、沢山の酒場を渡り歩いてきたと思うが、ずっと通っているお店は2店しかない。リピートしない理由の半分は「スタッフはとてもいいお店だけど私の好みにはしっくり来ない」残り半分の理由は「とても好きなコンセプト、雰囲気のお店だけどスタッフの接客がどうもな…」だ。
お金を払う側のお客様は自由にお店を選ぶ権利がある。合わなければ別のお店を使えば良いだけだ。お店側も全てのお客様に合うコンセプトのお店は作れるハズも無いし、どんなお客様も受け入れられるお店にしてしまうと追随された時に差をつける何か、が無いと埋もれてしまう。コンセプト面でも接客面でもしっかりとした理念、というものはその点で必要不可欠だろう、と私は思っている。
バー「オアシス」はマスターの趣味がベースとなり、70~80年代ロックが好きな方をターゲットにし、あまり堅苦しくはないけどちょっとオーセンティックなバーの要素を感じさせる店つくり、というコンセプトで始めたそうだ。店内は私が初めて行った時と全く変わっていない、と感じるのだが、実際はジワジワと変化しているそうだ。マスターとスタッフの接客もいつも変わらず、基本的には黒子として店内のお客様への丁寧なサービスに終始徹底している。お店に合わないお客様には時には強固な姿勢で対応しているのも見たことがある。
プレオープンの時にはマスターの学生時代、前職時代、取引先の方々他、それらの方々と繋がりのあるさまざまな方々が続々と来店されていた。友人はもちろん、知り合った沢山の方々との繋がりを大事にされてこられたからこそ、激戦の池袋で20年以上商売を続けて来られたのだろう、と(大先輩に対してエラそうだが)思う。
同業の人から得ることでは、同じ土壌での結構ナマナマしいことが多いが、全く異業種の方からは何も言葉を聞かなくても、その姿勢を見ることだけでも得るものがホントに大きい。
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