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★I can't tell you why

仕事で病まない。どんな仕事でも大事なことだとは思うが特にこの仕事をしていると自分自身そう思い続けている。

では仕事で病まない、とはどういうことか。日々の生活の大部分の時間では「公」の自分を演じ続けなくてはならないのが社会人だとすればその公の自分を演じること自体にストレスをできるだけ貯めないこと。こうして言うのは簡単だがなかなかそんな上手く行くハズもないのは誰でも解っているだろう。

毎度毎度な飲んだくれ中年の戯言っぽくなるのだが20代の頃は仕事のストレスはほとんど感じていなかったと思う。小さな古書店の店長だったが売上やスタッフ管理について、私のポカなどで良く社長に怒られていたがそれが当たり前と思っていたしとにかく仕事をしっかりしていれば結果もついてきて溜まりこむストレスはほとんど無かった。

30になって大阪店の店長として一人大阪に乗り込んでちょっと大きなお店の責任担当者として現場の運営を任された頃からはっきりと仕事のストレスというものを感じ始めたと思う。言葉(方言)も違う現地のスタッフたちをなんとか使いこなしながら大きなお店の売り上げを上げていくことが、元来頑固でワンマンな私にはなかなか上手く行かず、部下ばかりで同僚的な存在がいなかったので仕事が終われば独り飲む打つ買うの生活になっていった。(結局そのお店は私のせいで閉店…)

しかしその頃に風俗で発散させてもらった経験が今の仕事をする上で大きく役立っているのは間違い無い。日々誰にも本音をぶちまけられず独りウジウジしていた憂さを初対面のなんのシガラミもないオバちゃんに(思えばウザいお客様だったのだろうが)心置きなく相談し、もらったアドバイスがたとえ上っ面だったとしてもその時にはヨシ!という気持ちになって最後はスッキリして帰っていたのだ。悩んでいることをとにかく誰かに聞いてもらうだけで(たとえ何の解決にならなくとも)自分自身がどこをどう悩んでいるのかが気付けていたのだと思うし、そこで出会ったオバちゃんたちはその場だけでもみんな優しくて可愛く見えた。

この仕事をしていて思うのはスタッフも女性も「言いたいことは言い合う」ことが病まないことだと思う。良く女性にも言うのだが初めからパンツ下ろす商売をしているのだから何でも言い合いましょう、と。それにはまずこちらがその気持ちを持ってお店の考え方や女性に言うべきことをちゃんと言うことが大事だと思う。もちろん言い方やいうタイミングは考えるべきだが、言うべきことを飲み込んでおきながら相手を責めるのは卑怯だと思っている。
お店としてはどんな言葉も聞く姿勢は持つようにしているし、店長、スタッフとも話のしやすい事務所環境にしているがすべての女性がいつも本音で素の自分をさらけだしてくれるとは思っていない。あくまでもお互い仕事の上での素の自分で良いと思っている。

言ってみれば「公」の自分でどれだけ素直に自然で向き合えるか。
スタッフも女性も少しでもそんな気持ちで向き合って行ければと思う。

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「いつでも、どこでも安心して利用できる、働ける」が理念のおかあさんグループ新宿店。実はグループで2番目の老舗だったりします。2014年から運営母体が変わり「池袋店」「横浜店」と同じ色に生まれ変わっています。【公式サイト:】

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