やっと広島東洋カープのリーグ優勝が決まった。もうどう転んでも今年は優勝だ、という状況になってからも、実際に胴上げを見るまでは感情が沸き上がって来ないものなのだな、と一昨日優勝試合をテレビを見た後にしみじみ感じたのだ。
「
新宿おかあさんテンチョ」ほど筋金入りのカープファン、というワケでも無いが、18から30まで広島に住んでいた私はやっぱりカープ愛がカラダにしみついている。
30から40前まで大阪に住んでいたので、そこで、カープと同じくらい地元愛の強い球団の、阪神ファンに転向していてもおかしくなかった気もするが、それは住んでいた自分の年齢的なものもあったのだと思う。
まだ何者にもなっていない学生の頃、何とか社会に出て会社で働く、ということを身に付けた青年期。人間として何とか成長しようと、あがきにあがいている時期に住み、いろんな人と出会い、街のいろんな場所にマーキングをして、様々な思い出が生まれた街なので、広島はいまだに第二の故郷として、私の中にどっしりと存在していると思うのだ。
岡山の田舎出身のオヤジは大の巨人ファン。夕食時は常に巨人戦を見せられていたのだが、私の子供の頃の写真を見ると、弟は巨人のキャップをかぶっているのに、何故か私はカープのキャップをかぶって写っている。それは広島出身だった祖母の影響だと後から知った。広島で最初にお世話になった下宿のオバちゃん(当時60代)から、さんざんカープの事を聞かされて賄いを食べることになったのも、カープファンになる運命だったに違いない。
昨夜、優勝の興奮が少しおさまった後に「なんでこんなにカープが好きになったのかな~?」とふと疑問に思い、いろいろ思い起こしてみたことを、今日はそのままネタにさせてもらった。完全に自分語りな内容で申し訳ないが、25年に1回くらいは勘弁してもらいたい。(いや、今までもちょくちょく自分語りやっているか…)
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