映画「ツィゴイネルワイゼン」の桜を観たくなるお花見シーズンがまた今年もやってきたが、そんなことはさておき。
お花見と言えばお弁当。お弁当と言えば…つい先日、買ったばかりの保冷弁当バッグを弁当箱ごと買ったその日に紛失した。バッグは安物なのでまた買えば良いのだが、中に入っているそこそこ使い込んだ弁当箱のことを思うとココロが傷む。それともう一つ、自分が食事をした形跡のある弁当箱が、もしかしたら見知らぬ誰かに見られてしまうかも、という恥辱感もある。
大正生まれの祖母が母親がわりだった私は、「モノを大切に」「食事は綺麗に」「人に迷惑をかけない」ということをチビの頃からやかましく言われて育った。ま、大人になってみるとその祖母の教えはほとんど守り切れていない自分がいるのだが、幼少期から刷り込まれた教えを破ると、今でも孫の手を持った厳しい祖母の声がうしろの百太郎のポジションから聞こえてくるものだ。
今回の弁当箱紛失事件では、自分の使っているモノを失くした上、食べた後の汚れた弁当箱を誰かの手に委ねて迷惑をかけてしまうかも、という祖母の戒めを三重で破ってしまったので、しばらくはモヤモヤしたままの日々を過ごす自分がいるのだ。
だから何?と思われても大丈夫。今日は完全に仕事のことは関係ない内容にしたかったので、これでヨシとしておしまい。
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