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★You belong to the city

 ひとつの仕事を続ける、ということだけでも仕事の才能がある。業界に入って特にそう感じるようになった。

 別にこの業界だから、と言ってしまってはダメだろう。どの仕事においても、ちゃんと続けられる人は仕事を自分なりに楽しくできるよう行動できているからだろうし、また一般の仕事でそう出来ているのであれば、この業界の門を叩くことも無い。この業界に飛び込んでくる人にはそのように一般の仕事も出来ない人が集まる可能性が高いので、1年も経たないウチに辞める、飛ぶ(黙っていきなり来なくなること)人が多いんだよな~、と同業の社長たちからも良く伺う。

 私自身は、一時の感情でコロコロと仕事を変えた事は無い。学生時代にしていたアルバイト(レンタルビデオ店員と古書店員)もずっと4年間続けていたので、22歳で電器店の社員になった時から「仕事とは続けるもの」と思い込んでいた。これは、その会社の社長含め上司のみんなが良い方で恵まれていたこと、もう一つの理由は、自分の両親がずっとひとつの仕事を定年まで全うした姿を見ていたからだと今は思う。

どんな職場にも人間関係の苦悩や、目の前の仕事に対する重責は当たり前にある。お給料は我慢料だ、という言葉もあるように、1か月気楽にのほほんと仕事していて給料がグングンと上がる、なんて人は、よほどの才能がある人で、そんな才能があれば野に埋もれず自分で立って仕事をしているだろう。

 若い頃に読んだ「ツルモク独身寮」という漫画の中のセリフに「今目の前のことも出来ないヤツはどこに行ったって何もできやしない」という意味のセリフがあり(思えば定番のセリフなのだが)まだボンクラ学生で、目の前の勉強から逃げ続けていた私は、自分に言われているかのように後頭部を殴られた感覚になった。

 以前の会社での仕事では、何度も辞表を胸に社長室に呼び出されたこともあったのだが、それでも15年続けられたのは、その社長が会社を硬直させずどんどんと成長させていたからだ。こんなボンクラな社員を見捨てずに使い切ってくれたことを思うと、私がどんなスタッフだろうがハナから「使えない」と見捨てることはしない。厳しくして辞めてしまうのは仕方ないが、環境に甘えてしまっているスタッフならばそこまで厳しくしないとダメだとは思う。

 誤解されてはいけないので最後に。今回の内容は別に今の私の会社の現状について思うところがあったから書いたのでは無い。今のところみんな自分なりに姿勢を持ってちゃんと仕事をしてくれている。他の会社のことを知って、いろいろと考えることが先週あったのでこんな内容になっただけだ。結局最後はでは自分はどうだ?というところに行きついたのだが、それはここでクドクド書く事では無いので今日はここまで。

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【2016.1.18グレンフライ死去。享年67歳。合掌。。】
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「いつでも、どこでも安心して利用できる、働ける」が理念のおかあさんグループ新宿店。実はグループで2番目の老舗だったりします。2014年から運営母体が変わり「池袋店」「横浜店」と同じ色に生まれ変わっています。【公式サイト:】

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