先日、公私ともにお世話になっている不動産屋さんに年末のご挨拶に伺った。
妙齢の女性社長さんはいつも姿勢が良くてパキパキだ。物件という箱をただ仲介するだけでなく、人との繋がりを大事に。がモットーで社名もその意味にちなんで付けている。不動産業界は明らかに今年はグンと景気が良くなったとのことだったが、その分いろんなお客様が増え(国籍や年齢、ニーズの多様化)昔ながらの古い考えを持つ一部の大家さんとのやりとりにおいての苦労も増えたと伺った。
が、その女性社長さんはこう仰っていた。「大家さんの言うようにすることは簡単なんだけど、それでは私たちの存在意義がなくなるでしょう。お客様のご要望に応えつつ大家さんにもどこまで理解していただけるか、その難しいことを努力しないと仕事の意味が無いし、最後はやっぱり人ですからね」
お茶をいただき、30分ほど話をしておいとました。駅に向かいながら私の業種で言えばどういうことだろうかと考えてみた。
私たちが仲介という立場で考えれば、お客様と女性をとりもつ苦労が増えた、ということになる。業界慣れして「お客様なんてこうでしょう」と古い考えを持っている女性に、実は数年前よりずっとお金の重みも変わり、この遊びに求めるものの比重も変わってきているお客様をご案内することにおいて、私たちは確かに色々と考えなくてはならなくなってきている。逆に今まで熟女店は違反サービスがあって当たり前と思っているお客様に、必死で真面目に働きたい女性が増えて来ている今の入店状況の中で、在籍の女性をどうお客様とマッチングさせるかという点も、今年は特に深刻な問題として捉える年だった。
その女性社長さんは「結局私がこの会社のトップとしてブレないようにやっていくしかないのよね」と仰っていたのだが、その表情には「基本姿勢は今までと何も変えるつもりはない」とはっきりと書いてあるように見えた。
商売をしていく上で、自分の人としての心を裏切ってまで利益優先の為の施策はしない、と今日取引先の広告会社の課長さんにも言い切ったのだが、逆に言えばそこさえ守っていれば、お客様に楽しんで頂く為、女性にたくさん稼いでもらう為に出来る事は選択肢に入れる事が出来る。
一番お世話になっているのなら先ず最初にご挨拶に伺うのがスジなのだが、最後に伺って良いお話が聞けたので今日はこんな感じで。
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