最近は新宿で撮影ばかりしているので、仕事に関する内容で更新しようと思うとどうしてもそのネタになってしまうが。。
今日も数名おかあさんの女性を撮った。先月から知り合いの社長が運営している30代~50代女性中心のマダムグループの看板を分けてもらい「
マダム新宿」も始めて、そこの女性も撮っているので「おかあさん」と「マダム」の写真の撮り分けにも注意している。
が、結局撮ってみるとそんなに「女性の良さを撮る」ということについては差は無い。マダム女性は多少料金も高い分、容姿スタイルはおかあさんに比べるとレベルはちょっとだけ高いので撮影もし易い。身体も柔らかいし普通に撮れば何とかなっているのではと思う。
マダムの30代女性を数人撮って解ったのは、おかあさん女性の方が身体も硬いし体型も崩れている分、誤魔化しが効かない。別に最初からお客様を誤魔化すつもりはないのだが、最低限「このおかあさんはエエかも」と思っていただき、お電話をいただく為には、私の目でみて明らかにウンともスンとも言わないだろうな、と思う写真は出来るだけ避けたい。
先日撮影したある女性もそうだったのだが、今日も数名の女性は今回の撮影の為に服を買って来てくれていた。が、決して高いものでは無く、1回お仕事に行ってもらえれば充分お釣りが来る値段の服だ。私はそうして出来るだけ安価に服を買ってきて、一生懸命カメラの前でポーズを撮っているおかあさん達に対して、ホントに愛おしい気持ちでシャッターを切った。
もしも好きなブランドの服を思うように買えるのなら、おそらくおかあさんに来ていないだろう。この仕事の現場で如何に自分を綺麗に見せられるか、そしてそのことにかかるコストは出来るだけ低く抑えているのが、おそらくこの業界の女性の現実だと思う。思うように美容院にも行けず、元来の良さを100%発揮できていない女性にも会う仕事なのだが、そんなおかあさんたちをファインダー越しに見て思うのは、高い服やアクセサリーのチカラに頼った女性には決して無い美しさがあるということだ。
別に高いモノを身に付けている女性に魅力が無い、と言っているのでは無い。おかあさんの女性の中にも、この仕事で得たお金で欲しい靴や服を買っている女性もたくさんいる。が、決してギラギラとはしていない。落ち着いた熟女らしい魅力がある。
昔はアクセサリーを何種か買っておき、それを付けて撮影したこともあったが最近はほぼしなくなった。アクセサリーがあろうがなかろうが、今の自分のままで出来るだけ綺麗に撮ってもらおう、としている素のおかあさんたちの姿が、一番自然で美しく見えるのは間違いないという自信を、今までの経験から与えてもらったからだ。
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