みんなが良いと言っているからといって、自分も良いと思うかどうかはまた別の話。映画や音楽など趣味の分野になると特にそうだろう。
10代の頃は意味もなく大メジャーなものを敬遠していたが、かといってそうして選んだちょっとマニアックなものも、結局はその分野ではメジャーなものなワケで意味が無く、ただ自分は人とは違うモノを観ている聴いているという薄っぺらな自己満足に過ぎなかったのだな、と青臭かった自分が今では良く解る。
音楽なら「ビートルズ」、日本映画なら「男はつらいよ」、外国映画なら「ゴッドファーザー」。この3つは先輩から薦められてもずっと敬遠していた。が、今では全て大好きになっている。ビートルズは各ソロまで派生してほとんど聴いているハズ。「男はつらいよ」は全48作は全て観て、中でも大好きな作品は何度も観ている。(あじさい、忘れなぐさ、そしてやっぱり1作目)
この21日に池袋新文芸坐でゴッドファーザー3作のオールナイトがあったので行ってきた。1、2作目はデジタル修復版。
今更この映画がどうのこうのと、内容について語るのはあまりに野暮なのでやめることにして。私は3作通して観たのは今回が初めての経験。若き軍服姿から白髪交じりになるまで。マイケルの一生をずっと見続けた後に3作目のラスト、声なき叫びのシーンからそれに続くダンスシーン、独りぼっちで椅子から崩れ落ちるマイケルを観た時に。。脚本、演出、編集、撮影、照明、音楽、美術、俳優やその演技、この映画については山ほど語られているが、そんなことすべてがふっとんで、ただ出会えて良かった、この作品が鑑賞できる時代に生まれて良かったな、と心から思ったのだ。映画好きにとってはとても幸せな瞬間だった。
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