先日知り合いの店長とお会いした。立ち上げてもう5年以上経つ人妻店を運営されているのだが、なかなか売上が突き抜けない。在籍数も思ったほどに増えないし、出勤率も上がらない。お客様から頂く料金も当然おかあさんより高いので女性のバックも悪くないし、都内より少し外れた場所にある中堅都市なのでパイもそう小さくないし競合店とも充分戦えるハズなのだ。ただ出勤率がもう少し高くても良いのでは、と話をした時に「もっと女性とコミュニケーションを取って行きたい」と仰っていた。
確かにこの仕事においてコミュニケーションは重要だ。お客様とも在籍女性とも、話もちゃんとできないようではお店はいつか消える。コミュニケーションをとることは、公式サイト更新と同じく私たちにとっては息をするくらい当たり前のことでどんなお店でもやっているだろう。問題はその先にある。
またまた古い話になるが6年前。お店もヒマで私も業界ド素人の頃、事務所に座っていてできることはお客様からの電話を取る以外は「サイト更新」と「女性と向き合うこと」以外に何もない仕事なのだなと思った。その頃の相棒は同じく業界未経験のM井さんと新井さん。その頃のM井さんの仕事をする上でのポリシーは「とにかく楽しく」、新井さんは「女性を大事に」だった。
とにかくM井さんはいつも公式サイトで遊んでいた。「サイトウさん、ヒマだから突発イベントやろうよ!」と言っては「北●の拳割」「ドラ●ンボール割」といったアニメシリーズ割引から「裸足割」に「煙突割」あげくに池袋のホテル名シリーズで「バーキン割」など今思えば「何だ、それ?」と思うような遊び心でいつも割引をしていた。当然在籍ページにはM井さんを女性と同じように写真を撮って載せ、私がゲイコメントを書いたりもした。今では絶対にしないようなことを当時はやっていてこれが意外にお客様からの反応も良く、やっている私たちも多少ワルノリ感はあるが毎日楽しく仕事をしていたのだ。
片や新井さんはとにかく「女性」。ま、もともと女好きなのもあるのだろうがこの業界で働く女性をとにかく出来るだけ守って大事にしよう、といつも考えていた。事務所では常に丁寧に対応する、できるなら絶対にお茶は無いようにしよう、という気概がホントに凄かった。今のウチの事務所では何処も当たり前になっている「一日の仕事が終わった女性にはちゃんと同じ目線で向き合って感謝の気持ちを込め両手でお金をお渡しする」という精算の仕方も新井さんの言葉から始まったものだ。
サイト更新からは楽しく仕事をしているスタッフの熱量が、女性との会話の中においては、たとえ言葉が多少フランクでも心から感謝しているという気持ちがいつも感じられる。そしてそれが一時のものではなく全スタッフの血肉になっていれば多分そのお店は上手くいくのではないかと思う。
「コミュニケーション」が形骸化しているお店では、女性の出勤も上がらないし在籍も増えない。ではそうならない為にはどうすれば良いのか。を、その店長にはお話した。あくまで私自身の経験値上の話にはなるし、ちょっとエラそうかなと思いはしたのだが、とても信頼している店長だったのでアドバイスをさせて貰った。悩んでいる人には自分が分かっていることくらいは参考程度に話をしてみる、ということを、たとえおせっかいと思われても構わないので必ずすることにしている。私自身、今までたくさんの方々からの言葉からヒントを貰ったので今があると思っているからだ。
そして多少の経験を積んで、話をする側になってみると。。人に話すことで今までの自分のやり方をもう一度見つめ直す機会にもなるし、それによって今のこの業界の状況にこれからどう適応していくかを考える良いチャンスにもなることが解った気がする。結局は自分の為になるのだ。と思えばその店長には感謝するしかないではないか。
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