最近年配の方と会う機会が増えている。ま、私のことなのでバーなど飲食の場が主なのだがちゃんと昼間からでも以前からお付き合いのあるいろんな職種の方々とお会いすることも良くある。
同年代の方とでは私と同じようにまだまだ結構深刻に今の自分の状況に立ち向かっている方が多いのでお互い大変ですよね~となる。が、これが一回り二回り年配の方になってくるとお話していても全く適わない余裕というものを感じる。当然人生の大先輩なのだから当たり前なのだろうが自分たちが男として仕事(社会的なレベルの面では到底かなわない方ばかりだが)や仕事以外の面(プライベートのアレコレなど)で通ってきた道を思えば、私などはまだまだヒヨっ子に見えるのだろう。「そんなことでクヨクヨ悩んでたってどうしょうもないよ~アッハッハ」と一笑に付されることもしばしばだ。
大成功されて今ではすっかり楽隠居なさっている社長さんから、現在ではちょっと寂しい生活環境になっている方までいろいろな方とお話しさせていただいているが共通するのは皆さん子供のように無邪気なところが必ずある、ということに最近気付いてきた。40代の私には残念ながらあまり無いなと思う点だ。多少ふざけたりは勿論するが根っから子供の頃のように自分の感情のままに人前で無邪気に笑ったりすることはほとんど無い。
人は年齢を重ねるほどだんだんと子供に戻る、というがしっかりと積み重ねてきた男の生き様を持っている方がたまに思い切り羽目を外して子供っぽい笑顔をされているのを見ていると本当にかっこ良いなといつも思う。
あんなに余裕のある笑顔が出来るようになるには…まだまだ自分に自信が持てるような生き方をしていかなくてはならないのだろう。。人まねは出来ないがもっと人生の先輩方からいろいろと教えて頂きたい、と思いつついつも悪所に向かっているのだ。