自分を変える。先日のブログでちょっとそんな風なことも書きましたが実際は簡単ではありません。というかまず無理な話かも。しかし別の自分を作る努力をすることはまだ割り切れば出来るような気もしています。
先日某有名店のスタッフ全員との面談にオブザーバーとして同行させてもらいました。そのお店の社長が言うように在籍女性だけでなくスタッフも超個性的な方が多かったのですが…。
もともとは人と目もちゃんと合わせられないほどの対人恐怖症の若いスタッフ(入社当時はとりあえず1か月やってみる、という気持ちだったそうです)が1年たってみるとすっかり社内での信用を得てイベントの裏方としてもしっかりとチームに溶け込んで働いていたり、またあるスタッフも同じように対人が苦手な自分を何とか隠して女性と一生懸命向き合って話したりイベントではステージに上って歌ってみたり。面談で話してみるとみんなそれぞれ悩みや拭いきれないコンプレックスや直せない癖を持っているのですがそれでもそのお店はそういったスタッフたちの力で(牽引する社長やマネージャーの手腕もあるのでしょうが)沢山の女性を抱え熱いファンのお客様を掴んで人気店として成長しています。
私自身最初は今までの自分をできるだけ捨ててこの仕事をやって行こうと思っていました。私の場合はいい年した中年でこの仕事に入ったので「仕事をする上での今までの自分」をまずは捨てようと思いました。捨てなかったのは真面目に仕事するということだけ。「名前」を与えることで人は変わると以前いた会社の社長が言っていたのですが私も「店長」「社長」という名前で仕事するウチにまわりの沢山の人たちのお蔭でジワジワと自分を作ってこれたとは思います。が。今思うことは結局私という人間の中身は全然変われていませんね。仕事をしていない時の自分はたまには素に戻らないとキツいです。明らかに大酒飲みになってしまいました。。ダメダメですもっと精進しなくては。