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★回想

業界に入って2か月目の頃。昼の仕事を終えて、ほぼ毎日18時~22時受付で出勤しているある女性がいた。いつも17時半には事務所に来て、しっかり準備して18時直前に「じゃ、出勤写真撮ってね」と、私のようなペーペーにも優しい笑顔で言ってくださる人気女性だった。

ある時、18時ご予約のお客様が10分早く到着されたので、「すみませんがすぐ行ってもらえますか?」とお願いしたらいきなり怒られた。「私は自分を切り替える時間が必要だからいつも少し早く来ているの。18時からでないと行かない!」

今思えば、それならばすぐお客様に電話して、やっぱり当初の時間通り18時からにしてもらえば良かったのだが、当時の私は「もうお客様にはすぐ伺います、って伝えてるんです。すぐそこの待ち合わせ場所でお待ちになっているので…」とさらにもうひと押ししたら、なんとかすぐに向かってもらえたのだが、向かう途中で着信があり「やっぱり私、今日はもうだめ。帰る」そのまま帰ってしまった。

お店の人気女性の気分を損ねてしまい、もしかしたらもう辞めてしまうかも、とその時は本当に動揺した。店長に報告すると「あ~○○さんはそうだよ、フライング案内はダメ。そうか~よっぽど怒ってた?もう来ないかもね~」なんて不安なことを言う。「教えてて下さいよ~」と心の中では思ったが、言えるハズもない。

他の女性達は普通に「いいですよ~」と言って、準備が出来ていれば受付開始時間より早くてもちゃんと行ってくれていたので、その件の時も、何の迷いもなくお願いしてしまったのだが、これは女性、いや女性に限らず、人は自分なりのどうしても譲れないスタンス、というものを持っているのでちゃんとそれを理解しないとこんなことになるのだ、とその時身に染みて学んだ。

この仕事で大事な「出勤を聞く」ということにおいても、女性ごとの事情を把握してお願いしないと、いくら在籍が増えようが出勤率は上がらない。

最近現場に入っているが、やっぱりすべての女性の事情はテンチョが一番把握している。私がテンチョの頃の女性ならしっかりと聞けるのだが、そうでないと不安な気持ちでどうしてもうすくなっている自分に気づくのだ。でしゃばらずに良く知っているテンチョやカワサキに任せておこう、と言わざるを得ない自分がちょっと悔しいな、と思いつつ今日はここまで。
ぼく

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「いつでも、どこでも安心して利用できる、働ける」が理念のおかあさんグループ新宿店。実はグループで2番目の老舗だったりします。2014年から運営母体が変わり「池袋店」「横浜店」と同じ色に生まれ変わっています。【公式サイト:】

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