現在、池袋事務所、横浜事務所では内勤スタッフを募集している。30代男性総合職。イケオカテンチョが提示している影の条件は「癒し系キャラ」だが、そこは現状の人手不足を考えると妥協できる点ではある。
が、ここのところ応募して来てくれるのはほとんどが40代、50代。それだけ中年男性の転職先も難しくなってきているのだろう。50代の方は流石に電話の段階でお断り、となるのだが、40代前半の方ならば、電話の感じが良ければ一度はお会いしてみることにしている。
現在の日本で、40代で仕事を辞める、というのは非常にリスクが高いとされる。ヘッドハンティングされるようなスキル、キャリアのあるごく一部のエリートの方なら別の話だろうが、総支給額が月30万台の一般的な会社員の方は、40代で転職してさらに収入アップを見込める可能性はごくわずかで、貧困化する可能性の方が高いという話を聞いたことがある。
40で仕事を辞めて職を探した時、待遇説明を受ける面接の場所にすら行けず、電話の段階で断られ続ける苦い経験をした。リーマン翌年の春だったので今思えば当たり前ではある。とにかく仕事が欲しくて、ビデオボックスの店員とかラブホのフロントなども真面目に考えた。
私が40代の方でも面接をしよう、と思っているのはそんな自分のことがあるからだ。今日も40代の方を面接したのだが、条件が合わず知り合いのお店を紹介した。生活に困ることは無い給与をもらっていたのだが、細かな経費支給の点や会社の運営方針に不満がつのり辞めてしまったとのことだった。好感の持てる真面目な方だったので、もう少しお若ければ迷わず採用しただろう。癒し系の匂いもあったので、イケオカテンチョもOK出したハズ。
女性面接もそうだが、内勤スタッフの面接も、毎回悩みながら面接をする。もしかしたらその人の人生を変えてしまうかもしれない、と思うと安易にすぐ断ろう、と未だに割り切れないものなのだ。。
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