新宿・新大久保おかあさん

酒は19からずっと飲んでいるが、25の時に勤めていた会社の社長にバーボンの美味さを教えられてから、本格的に酒飲み道を歩み始めたと思う。

大酒飲みだったオヤジをずっと見て育ったので、酒を飲んで暴れたり、女性に酷い行動をしたことは今まで一度も無い（ハズ）のだが、時にはグデグデになってしまい、一緒に飲んでいる友人に多少の迷惑をかけたことはある。

お酒というものは適量ならばホントに良いモノだと思うが、ある臨界点（個人差はあるが）を過ぎると、普段押し殺しているもう一人の自分がどんどんと本来の自分を侵食してきて、すっかり別の自分になってしまうものだ。その時の言動の中には、自分ですら意識の奥底にあって気づいていないことが現れているのだろう。

先日、スタッフカワサキを自宅に招いて飲んだ。招いているクセに料理まで作らせるというパワハラ招待だったのだが、とても楽しい時間だった。カワサキブログでは、やらかして反省したように書いてあるが、シャチョとしては別に何とも思っていない。昨年、他の知り合いのお店の人たちと銀座で飲んでやらかした時に比べたら可愛いものだ。

新宿テンチョもそうだが、男なら酒と女でやらかすことはあるだろう。が、仕事に影響するような飲み方だけは避けるべきだ。どんなに仕事が出来ていても、最後の最後に酒が原因で潰れたスタッフを今まで何人か見たことがあるので、私の会社ではそんなことだけは無いように、これからも締めるところは締めていくつもり。

「シャチョ、アンタにだけは言われたくないよ」という声もぼんやり聞こえてくるような気がしないでもないが…少なくとも私は仕事に影響して自分の人生を崩すような飲み方はして来なかった自信はある。反面教師のオヤジにその点は感謝している。

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