「本気で在籍の女性全員ひとりひとりにずっと向き合っていたら、とっくに病んでこの仕事を辞めてます」と言うことが良くある。
もちろん、職場である事務所では、全員に本気で向き合っている自信はある。前述の言葉は、その事務所以外(言い換えれば仕事の範疇を超えて)まで、感情を引きずって女性と向き合い続けていける自信は無い、ということだ。
この仕事は1人の人気女性だけで食っていけるものでもない。出来るだけたくさんの在籍女性を抱えて、たくさんのお客様にご利用頂けるお店にしたい、と思ってずっとおかあさんを運営してきた。
最初の頃は距離感が掴めず、ただ女性に優しく丁寧にしていただけの頃もあったのだが、段々と言うべきことは言うべきだと気づき、言いにくいことでもはっきりと言えるようになった。キツいことを言える分、女性のキツい言葉も受け入れられるようになり、仕事場において女性に対して持てる感情の幅が広がり、感謝する時にはホントに心から頭を下げられるようになったと思う。
いつも一緒にいるワケではなく、仕事上の付き合いだけだからこそ、本気でその時間は人と向き合える。という図式は、女性も同じだろう。
お客様とコース時間以外でも繋がっていなくてはならないようなら、そのコース時間に込める意味はいったい何なのか?遊ぶ男としても、その短い時間だけだからこそ、本気で目の前の女性と触れ合える。遊びモードになっていない仕事中の時間に、いちいち営業メールを送ってくるような女性には「二度と行くか」と怒りを覚えたことはないだろうか?私はある。
と、また話が脱線しそうなので元に戻すとして。
とにかく、人と関わる時の距離感というのは大事だ。人と関わる時は、自分の感情優先のスタンスを取る前に、相手の立場、お互いの関係性というものをまず分かった上で、どの程度までこちらの感情による行動をとって良いのか、を考えないと、一方的に暴走すると、相手に対しても負担をかけるようなことになるし、それでが原因で相手の方から距離を空けられると、また余計にこちらの感情が先走ることになり自分を見失ってしまう。
私自身がもしも、最初から女性に対する個人的な感情を優先して池袋おかあさんを運営していたら、間違いなく在籍は50名以下のままで終わっていたと思う。初期の頃、多少ブレて自分の感情ベースの運営をしかけた事があったが、仲間の意見や味わった痛みをもとに、この仕事を続けていくためそれなりに補正できたので、何とか今があると実感している。
今夜はそんなことを、仕事が終わった後に独り考えさせられる出来事が、お客様と女性それぞれに対してあったので…こんな感じで。
【
現在、下記リンク店舗では女性アンケート1件投稿につき義援金500円を貯めております】
★池袋おかあさんホームページ★新宿おかあさんホームページ★横浜おかあさんホームページ★マダム新宿ホームページ