昨日、営業終了後の定時連絡を池袋事務所に入れたらスタッフのアライさんから報告があった。
あるお客様から苦言をいただき40分近く電話でお話を聞いたとの事だった。数日前にアライさんが紹介し、ご納得して遊んでいただいたのだが流石に耐えかねる態度の女性だったようで昨日のクレーム電話となったとのこと。
女性を紹介したスタッフとして最後まで責任もってお客様に向き合う。当たり前と言えば当たり前なのだが、その姿勢に徹したアライさんをねぎらいつつ、そのお客様がどれほどありがたいかを2人とも電話で改めて確認し合ったのだった。
そこまで腹に据えかねる女性に出会ってしまったら、もうクレームなんか入れずに迷わず他店に行く。私ならそうだ。店舗型でスタッフと顔を合わせているのならお店まで行くかも知れないが、電話1本だけの無店舗型ならば面倒なクレームなんか入れずにさっさと見切りをつけるだろう。
と、この7年間お客様から苦言をいただく度にいつも同じことを考えることにしている。できる限りこういった苦言をいただかなくても良いお店にすることが理想なのだが、この業種でそこまで到達することはやはり難しい。
クレームを軽く受け止めることは決してないが、ひとつのクレームをいただいた時のアタフタした感情による作用で、目先の変更・改善を積み重ね行くだけでは、知らぬ間にワケのわからないお店になってしまう危険性もある。
ちゃんと女性にサービスをお願いする為のお店の理念と信用、できるだけお客様のご要望に合った女性をきちんと紹介する姿勢。この仕事で必要なこの大きな二つの骨をしっかりと太くして行く。おそらくこれは小手先の実務マニュアルでは出来ないだろう。ひとりひとりの意識の問題ではないか、と思いつつ今日も女性とお客さまに向き合っている。