この業界に入ってからというもの、かならず毎週AVショップに立ち寄ってすべてのパッケージをチェックするのが習慣となった。主に熟女メーカーが主なのだが、他のメーカーの傾向を見てみるのも面白いものだ。特にフェチ系の題材からはいろんな傾向が見て取れるし、少なからずの男性はAVから自らの性癖を掘り起こされて生身の女性に求めることもあるハズだ。
毎週チェックするようになったきっかけは、面接に来て下さる女性の中にAV出演のある方がちょくちょく来られることが分ったから。本人から言ってくる場合もあるし、時には隠している方もいる。最近は(特に熟女ものは)そこそこの容姿ならば、スカウトされれば簡単に出演できるし、たった1本でも出てれば「AV女優」という肩書を持つことになる。単体で何本も出ているのならファンが会いに来てくれることもあるだろうが、そうでなければまずほとんど効果は無い。プロダクションとの契約で名前を晒すことが出来ない女性の場合はむしろAV出演を謳わない方が、おかあさんでは上手くいった方が多いように思う。
もう5年ほど前に在籍していたある超熟おかあさんの新作を先週ショップで見つけた。「まだ新作撮ってるの?!」と正直思ったが、それでも元気そうに笑っているパッケージを見て、ちょっとだけ安心したような気持ちになった。。もちろん買いはしなかったが。