新宿・新大久保おかあさん

当店では在籍女性が性感染症になった場合は女性スタッフが婦人科まで同行している。女性スタッフがいないときは男性スタッフの場合もあるが、基本的に女性スタッフが同行するようにしている。

検査キットを使っていた場合は、検査所からすぐにメールでPDFファイルで検査結果が送られてるので、それを持っていけばほとんどの場合はすぐに処方してもらえる。服用後、規定日数後の確認検査は単項目の検査キットを使い、検体到着＆培養後の結果で陰性が確認出来れば出勤復活、となる。これが一番安心かつ迅速に仕事復帰できる流れだと考えている。もちろんすべての費用はお店負担で対応させてもらっている。

かかりつけの病院で検査している女性の場合は、個人で上記の処置をとってもらっているが、病院の場合は最初にまず検査～結果待ち、その後処方してもらいまた確認検査～結果待ち、となるのでどうしても期間が長くなるケースが多い。即日結果が解る病院もあるが検体の培養時間を考えると誤診の可能性もなくはないようだ。つい最近でも培養検査で陽性が出たが、病院で即日結果の解る確認検査をしたら陰性だった、というケースがあった。この場合でも「あ、良かったね～」と安易にそちらを信じることはしないことにしている。一度陽性が出た女性をそんな軽率に仕事復帰させるようなことをしているお店ではご利用頂いてるお客様に対して顔向けできない。

新宿のお客様投書箱に「全身リップの流れでアナル舐めしてもらった後のキスにちょっと抵抗があります」というご意見をいただいた。これも良く解る。数年前にイケオカのお客様が口から入った大腸菌で腸炎になり入院し大変な目に合われたケースがあった。病院に行ったら「ゲイの方に良くあるケースなんだけどね～」と言われちょっと気恥ずかしい思いもされたと伺い、すみませんでした、と謝罪した後にやっぱり遊ぶ側も気を付けないと怖いな、と改めて思った。

お客様も女性もこの仕事の現場に身を置く以上、感染症の危険性はあるのは事実だが、出来る限りゼロに近づけて行きたいといつも思っている。濃厚サービスが良い、という男性ならばそこはもう危険性が跳ね上がることに腹をくくっていただくしかないし、それに応える女性も同じくそうなる。が、そうでないお客様も多数おられるのも事実。おかあさんはもともと濃厚サービスを売りにする運営方針ではないが、その分、お客様も女性も安心して気持ちのサービスを受けられる、できる、という点をこれからも突き詰めて行く気持ちに揺るぎはない。

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