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★旅の極北

淀川長治さんが大好きだ。

知っている方なら別の意味にとられそうな出だしだが、あくまで映画評論家として好きなのだ。
岡山出身ならば、水野晴郎さんを挙げるのがスジなのだがろうが(もちろんシベ超も嫌いではない)やっぱり淀川さんになる。
日曜洋画劇場の最後の回は今でも見直すと目頭が熱くなる。

淀川さんの名言に「私は嫌いな人に会ったことがない」というのがある。これはどんな人に出会っても、その人の良いところを見ようとする姿勢から出た言葉だ。映画においてもどんな「?」な作品についても何とかホメるところを見つけ、解説ではその点を話していたと思う。今の仕事をしていて、この淀川さんの言葉にどれだけ助けられているか分からない。40まで天動説な生き方をしてきた私が多少なりとも今の仕事で食えているのは、この言葉をいつもアタマにおいて仕事をしてきたからかも知れない、とすら思っている。

一個人の感情で人を好きだ、嫌いだ、と判断していては世間は広がらない。ましてこの仕事はお客様も女性も幅広く受け入れて、というのはエラそうな言い方で、幅広くみなさんに来ていただかなくてはならない商売なので、どんな人が来てくださってもその人の良いところをいつも見ようとしている。時には無理な人にも正直出会うこともあるが、その場合は相手が私を無理だったのだな、と思うことにしている。そう思うと次に同じタイプの方と出会ったときには多少違った対応にしなくては、と考えるし、その時にはそれを教えてくれた先の人に感謝の気持ちが生まれるものだ。

昨日、ハマオカのテンチョと野郎二人で映画を観た。が、ハマオカテンチョは後半では本当にキツそうだった。かくいう私も途中でかなり涅槃に連れて行かれそうになったが、作りこんだ画面とそれが投影されているスクリーンの美しさで何とか最後まで観とおした。すべての映画がハリウッド大作のようにスッキリと楽しめる作品なワケもないので、対極的な作品でも充分に観るべきところはある。DVDなら途中で間違いなくストップボタンを押しただろうが、映画館で出会った映画は人と同じですべて「観て良かったな」といつも思うことにしているのだ。

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「いつでも、どこでも安心して利用できる、働ける」が理念のおかあさんグループ新宿店。実はグループで2番目の老舗だったりします。2014年から運営母体が変わり「池袋店」「横浜店」と同じ色に生まれ変わっています。【公式サイト:】

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