新宿・新大久保おかあさん

　すっかり世間は連休モード。平日の今日も、街の空気はいつもより比重が軽い色をしていた。

　別に僻みを込めて言うワケではないが、若い頃からゴールデンウィークに休みを取ったことが無い。古書店時代、特に勤務が女性向け同人誌専門店となってからは、この大型連休、お盆正月には毎年大きなイベントがあり、売り上げもいつもの数倍になるので、休みが取れる嬉しさよりも商売繁盛の喜びの方が大きかったので当たり前に仕事をしていた。

　これは今の仕事になってからも全く同じことではある。家族や友人との時間を優先するのであれば、盆正月くらいは休めた方が良いに決まっているだろうが、やはり年に一番お客様が来て下さるのもその時期だ。ゴールデンウィークも年々多少の変動はあるが、明らかに電話の温度は高くなる。

　ワーカホリックではダメ、ちゃんとオンオフをつけて仕事をするのがスマートで仕事のできる男だと言われて久しい気もするが、日々の生活の中で、仕事の現場にいない時に充分リラックスできるよう自分を作っていれば、一日ぽっかりと休みを取らなくても平気になってくるものだ。

　最近休みを取らずにずっと現場に入り続けていたら、店長や女性が「シャチョ、休んで良いですよ」と何か変に気を使った言葉が出始めたので、ちょっとネタに使わせてもらった。

　私は元来なまけものなので、一度緩むとなかなか引き締めが出来ないダメ人間なのだ。現場に入ってお一人お一人お客様に気持ちを少しでも伝えられるよう受話器を握っている方が楽しいので、決して苦しいワケではない、とやせ我慢をしているフリをして今日はこんな感じ。

【現在、下記リンク店舗では女性アンケート1件投稿につき義援金500円を貯めております】
★池袋おかあさんホームページ
★新宿おかあさんホームページ
★横浜おかあさんホームページ
★マダム新宿ホームページ