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★Milan, 2009

2009年11月。
当時の池袋おかあさんには1Kひと部屋しか無かった待機室が手狭になりつつあったので、事務所近くに2階建て一軒家を新しい待機として借りた。当時在籍していたおかあさんたちと一緒に荷物を運んで、ちゃぶ台置いて、まるで家族のように新しい待機をみんなで作った。

この一軒家を借りてからというもの、精神的に余裕ができたこともあったのだろうが、どんどんと在籍のおかあさん達は増えて行った。と同時に事務所から離れた場所にある待機、しかも一軒家故のさまざまなトラブルや悩みも増えて行ったのだ。すぐに待機規約を作り、入店時には全員と読み合わせをしサインをもらうことにしたが、そんなことで待機問題が無くなるハズもなく、それからも様々なことが起こり続けた。

通る時に足があたった、とか、バッグ取ってとお願いしたらテレビに集中していた女性に無視されたとか「幼稚園児なのか?」と思うようなことが何度あったか分からない。新人女性が待機規約を守って黙って座っているだけなのに、先輩に対して態度が悪いと言われたり、仕事の電話を受けている時なのにガハハと大声で周りの女性が話をしていたり、電気器具のスイッチをちゃんと切って帰ったのにコンセントから抜いてなかったと先輩に注意された、などなど本当にいろんなことがあった。待機中の女性をその場で在籍抹消処分にしたことも3回ある(待機中の態度以外の原因も含め)。

もっと私が待機に行ってちゃんと管理している体制を作れば良かった、と今は思うが、当時は事務所仕事で精一杯だったので、どうしても待機室が女性の牙城と化していたのだろうと思う。同じビル内にある待機室ではそこまでのトラブルは起きなかった。が、この一軒家待機にいる女性達の一体感というか団結力のおかげで、イケオカは出勤もどんどん増え、それと共にお客様も増え、池袋1店舗から始まったおかあさんグループは、現在の店舗展開の礎がここで出来たと思うと、当時在籍して下さっていた女性全員には今でも感謝しているし、例えこれからどんなにお店が増えてもその気持が薄れることは私の中では無い。

そんな思い出深い待機の引っ越しを今日行った。契約の延長ももちろんできたし、その方が楽ではあるのだが、他のマンション部屋待機室と同じような環境に揃えることにしたからだ。

今は個室待機のお店が増えつつある。女性自身の待機環境の良好さやお店の管理のしやすさから言っても、個室待機が良いことに異存は無い。が、同じ看板の中でお客様を共有し合っている女性同士が、他の女性との関わりを断って孤独に待機時間を過ごす環境を最初からお店が作るより、少々アレコレあってもそれも含めて人との接し方を学びつつ、お互いの良いところ良くないところを分かりあって皆でお店のお客様を掴んで行こう、と頑張っている女性の顔の方が私は好きなので、これからも基本は集団待機で、希望女性には個室待機対応で運営して行くつもり。

また、スタッフも自分のホームである事務所で女性と関わるだけでなく、時には「何でまた。。仕方ないな~」と思いつつも、待機に飛び込んで女性と向き合って苦労する時間を持っていて欲しいとも思っている。
Milan, 1909
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「いつでも、どこでも安心して利用できる、働ける」が理念のおかあさんグループ新宿店。実はグループで2番目の老舗だったりします。2014年から運営母体が変わり「池袋店」「横浜店」と同じ色に生まれ変わっています。【公式サイト:】

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